今こそプログラミングを始めよう

新型コロナウィルスが蔓延していて、あまり外出するのがはばかれる最近では、休日でも家にこもっていることが多いと思います。
こういう家に籠っている時にこそ、プログラミングを始める絶好の機会だと思います。
PCさえあればプログラミングはできますし、最近ではスマホやタブレットでもプログラミングができるようになってきました。
私が学生の頃は、プログラミングを行うためには、高いお金で開発環境を購入するか、高いPCスキルを使って自分で開発環境を構築する必要がありましたが、今では無料もしくは安価で開発環境を用意することができるようになりましたし、開発環境作成に必要なスキルも格段に下がりました。
というわけで、今日は初心者向けにいくつかのプログラミング開発環境を紹介したいと思います。
ちなみに、今回紹介する開発環境は、筆者が使ったことのある開発環境で、全て無料で使用できます。
なお、iPadに関しては、以前以下の記事で紹介したので、今回は省略したいと思います。

1.Visual Studio Community

Windowsの開発環境と言えば、これが最強でしょう。
マイクロソフトの開発環境で、C/C++やC#、VB.netやF#など様々なプログラム言語によるプログラミングができます。
ちなみに、筆者は主にC#を使っています。
Visual Studio Communityは個人開発者が無料で使用することができます。
今インストールするのであれば、Visual Studio Community 2019でしょう。

開発環境作成で必要なことは、インストールだけです。(非常に楽です)
無料である代わりに、マイクロソフトアカウントの登録が必要になり、そこだけが若干面倒です。
VisualStudio Communityには、iOSやAndroidのアプリ開発用のXamainもついてくるので、AndoidアプリやiOSアプリを作ることもできます。
欠点は、インストール容量が比較的大きいので、なんでもかんでもインストールすると大変なことになることです。
最初は、機能を絞ってインストールした方がいいでしょう。

2.Visual Studio Code
これもMicrosoft社の開発環境で、ほぼすべてのプログラミング言語に対応している開発環境です。

個人的にはnode.jsやPython、Ruby、PHPなどのスクリプト言語でよく使われている印象があります。
こちらの場合、開発環境のセットアップ手順としては、基本としてVSCodeをインストール後、使用するプログラム言語を別途自分でインストールすることになります。
また、プログラム言語ごとに、必要なプラグインとかを別途インストールする必要があります。
ただ、プラグインはVSCodeの中で基本インストールできるので、それほど苦労はしないと思います。
Visual Studio Communityと比べて、必要な容量が小さいのがメリットと言えるでしょう。
また、Windowsだけでなく、MacやLinuxでも使えるのは大きなメリットと言えます(LinuxはGUIがある環境の場合に使用可)

3.Android Studio
Androidアプリの開発には必須の開発環境です。
Androidアプリ開発に必要なものはすべて揃っており、SDK Tootsなんかも一緒にインストールしてくれます。
ただし、Android SDKやJDKは、自分でインストールする必要があります。

Androidアプリ開発は、以前はJavaで行っていたのですが、最近はkotlinというプログラミング言語が登場したこともあり、Javaより若干敷居が下がったように思われます。
デバッグでは、Androidエミュレータや実機を使って行うことができます。
Windows、Mac、Linuxに加えて、Chrome OSにも対応しているので、様々な環境で動作させることが可能です。

4.XCode

XCodeは、MacOS上で動作する開発環境で、MacOSアプリやiPhone、iPad用のアプリを開発することができます。

インストール自体は、AppStoreからインストールだけなので、それほど難しくはありません。
iOS用アプリの開発は、Objective C++というプログラミング言語を習得する必要がありましたが、正直かなり癖のある言語な上、C++は初心者には敷居が高かったことは否めませんでした。
しかし、最近はSwiftというプログラミング言語の登場で、その敷居は大分下がったと思われます
もし、これからiOSアプリを作ろうというのであれば、Swiftを学習することをお勧めします。

5.Eclipse
EclipseはIBMが開発したオープンソースの開発環境で、Javaをはじめとする様々なプログラミング言語に対応した開発環境です。
日本語で使用するのであれば、日本語化に対応したPleiadesを使う方がよいと思われます。

元々はJava言語の開発環境だったのですが、今ではプラグインをインストールすることで、様々なプログラミング言語に対応しています。
(上記で紹介したSwiftやKotlinなんかもできるようです。)
ちなみに筆者は、EclipseはJavaアプリ開発でがっつり使っていたので、Java以外ではPHPぐらいでしか使ったことがありません。
インストールは、Eclipseをインストールする前に、まずJDKをインストールする必要があるので、他の開発環境と比べて若干手間がかかります。
Eclipseのバージョンごとに対応しているJDKのバージョンが異なるので、どのEclipseのバージョンを使用するのかに注意する必要があります。
最近はあまり使っていなのでわからないのですが、以前は原因不明のトラブルに悩ませられることも多かったです。
(ほとんどがプラグイン絡みの問題です。)
また、Eclipseの動作は、他の開発環境と比べると少し重たく感じるかもしれません。
しかし、Java言語を学習する場合は、Eclipseが最高の環境であると筆者は思います。

開発環境の紹介は以上になります。
他にも多くの開発環境がありますが、筆者が主に使っているのは上記の5つです。
(もっと優れた開発環境をご存じの方は、逆に教えてください。)
どの開発環境も、個人的には素晴らしいと思うので、あとはマスターしたいプログラミング言語でよいと思います。
家に籠る時間が増えて、暇を持て余しているのであれば、ぜひプログラミングを学習して、スキルを身に着けてほしいと思います。

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